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第三章 因果の輪 第3話 [5] 08.07.30
ナトゥーは腹を探るような話しぶりと、 分かっているのに分からないふりをする図々しいバタンの態度に、どんどん不快になっていった。 自分への彼のテストはもう始まったのだ。
第三章 因果の輪 第2話 [4] 08.07.30
エドウィンは聖騎士である自分が神の存在についてはっきり応えなかったことに苦笑いをした。彼も自分が、グラット要塞の事件以来、神への疑いを抱き始めたことには気付いていた。そしてその疑いの果てにある真実というものが彼の気を重くしていることにも。
第三章 因果の輪 第1話 [1] 08.07.16
「せめて正直になったらどうだ、ただ人生がつまらなくなったって」 フロックスが皮肉った言葉を吐いた途端、城の方に向かって歩いていたロハの足が止まった。 ロハについて歩いていたゲイルは低い嘆息をもらした。
第二章 神を失った世界 第5話 08.07.02
彼は起き上がってテントから出た。 太陽は西の方で暮れかけていた。 夜になるとフロイオン・アルコンを捜索してから2日も経つことになる。 …彼を探すことができるだろうか。
第二章 神を失った世界 第4話 08.07.02
怪我の痛みを彼も我慢していたので、 どうしても表情は崩れてしまうそうだった。 ディタはライに向かってわざと笑って見せた。 大丈夫、そんな顔しないで。 淡い月明かりでディタの唇が何を言っているのかが分かった。